エンジン式動噴の場合

エンジン式動噴点検で分解する際は、必ず先にタンク内の圧力を抜いて下さい。
蓄圧式噴霧器は構造か単純ですので、比較的お客様での修理が可能です。
下記「症状」⇒「原因」⇒「対策」を記載しておりますので、ご確認下さい。
処置した後も症状が改善されない場合は、修理のご依頼をすることをオススメ致します。
※工賃・送料など掛かる場合がございます。


【症状】 リコイルスターターが引けない、または重い

原因:古い燃料使用によるエンジン不調
対策:燃料を入れ替えても改善が行われない場合は、修理に出して下さい。

原因:エンジンオイルの入れすぎ
対策:適量にして下さい。

原因:エンジン内のサビつき
対策:個人では修理困難ですので、噴霧器本体をご購入頂いた販売店にご連絡下さい。

原因:エンジンの焼き付き
対策:個人では修理困難ですので、噴霧器本体をご購入頂いた販売店にご連絡下さい。


【症状】 エンジンが始動しない

原因:キャブレターが詰まっている
対策:個人では修理困難ですので、噴霧器本体をご購入頂いた販売店にご連絡下さい。

原因:プラグかぶり
対策:プラグ点検・交換。

原因:エアクリーナーの汚れ
対策:エアクリーナーの洗浄。


【症状】 吸水しない
原因:吐出ホースの詰まり
対策:吐出ホースの詰まりを取り除く

原因:吐出ホース内に圧力が残っている
対策:ノズル調節ネジを緩め、圧力を抜く

原因:ストレーナーのゴミ詰まり
対策:ゴミを取り除く

原因:噴口穴の詰まり
対策:噴口を水洗いする

原因:吸水ホース接続部、パッキンの紛失
対策:パッキンの有無を確認し、紛失や破損していれば交換する

原因:吸水ホース接続ネジのゆるみ
対策:接続部ネジを締め付ける

原因:吐出弁や吸入弁のゴミ詰まり、消耗品の摩耗・破損
※シリンダパイプ・ピストンロッド、パッキン、圧力調整スプリング等

対策:個人では修理困難ですので、噴霧器本体をご購入頂いた販売店にご連絡下さい。

原因:吸入側にてエアーの吸込
対策:吸入側、配管のチェック

原因:エンジンの回転不良
対策:エンジン取扱説明書を参照してください。

原因:エンジン低速での運転
対策:高速にする

原因:吐出ホース内のエアかみ
対策:リール接続ホースを外して運転する

原因:始動時に調圧ハンドルが「始動」位置以外になっている
対策:調圧ハンドルを「始動」位置にしてから始動する

原因:握りグリップが噴霧状態でない
対策:握りグリップを噴霧状態にする

原因:エンジンを始動させた直後である
対策:約1分~1分30秒運転させる


【症状】 吸水するが噴霧しない。余水ホースから出る。
原因:噴口穴の詰まり
対策:噴口を水洗いする

原因:吐出ホースの詰まり
対策:吐出ホースの詰まりを取り除く


【症状】 噴霧量が少ない、または悪い。圧力が上がらない。
原因:吸入側にてエアーの混入
対策:吸入側の配管チェック

原因:エンジンの出力低下
対策:点検・修理

原因:ホースや接続部の漏水
対策:漏れ止めをする

原因:噴口穴の詰まり
対策:噴口を水洗いする

原因:噴口穴の摩耗
対策:噴口を交換する

原因:調圧ハンドルが「始動」位置にセットされている
対策:調圧ハンドルを「除草」「噴霧」「高圧」位置に合わせる

原因:消耗部品の摩耗
対策:個人では修理困難ですので、噴霧器本体をご購入頂いた販売店にご連絡下さい。

>> オススメのエンジン式動噴はこちらです